女性ラッパーで「練馬のビヨンセ」として親しまれているちゃんみなさんが最近話題になっています。
ちゃんみなさんはまだ23歳という若さでラッパーとしての歌唱力や強い歌詞が評価されている理由は何なのでしょうか。
ちゃんみなさんの経歴を調べましたのでご紹介します。
ちゃんみなの経歴について
ちゃんみなさんは1998年10月14日生まれの現在23歳です。
本名は乙茂内美奈(おともないみな)と珍しい苗字です。
乙茂内は全国苗字ランキングで37,544位かつ70人程度しかいないようです。
3歳まで韓国で育ち、3歳〜7歳までバレリーナをする母の仕事の都合で日本、韓国、アメリカを行き来する生活をしていました。
ちゃんみなは3ヶ国語を話せるトリリンガルだそうです。
また3歳からピアノやクラシックバレエにバイオリンを習う中で、歌手になりたいと決めていたようです。
そんな中、日本に移住し東京・練馬区で生活することになります。
本人いわくこれが地獄の始まりだとか。
ちゃんみなの生い立ちが壮絶!
日本の小学校に入ることになったちゃんみなはそれまで韓国語か英語しかわからなかったため学校でコミュニケーションが取れず、
エグい位いじめられた
と話しています。
学校で歌手になりたいと言うと苗字が「おともない」のせいで「おまえ音ねーじゃん」と言われたり、水をかけられる、川に落とされる、買ったばかりのランドセルをぐちゃぐちゃにされるレベルだったとか。
心を閉ざし、周囲とはほとんど話さずひとりで過ごす日々が続きます。
しかし小学校2年のとき、BIGBANGのHaruHaruを聴いて感動し、そこからラップを独学で学び始めます。
中学校ではヤンキーになり家には帰らず友達の家や外で夜中しゃべって過ごしていたようです。
しかしヤンキーの先輩たちが卒業後も相変わらずな姿を見てるうちに
ここにいてもダメ、高校の間に歌手デビューする
と決意し、高校1年の時「BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権」に応募します。
結果は2回戦敗退でしたが、高校生の間にラッパーデビューが叶います。
デビュー当時も誹謗中傷の嵐
ちゃんみなは高校2年生で親友ラッパーのめっしと共にデビューシングル「未成年」をリリースします。
その頃のちゃんみなは太っていたことから「ブサイク」「表に出るなデブ」等SNSで誹謗中傷の嵐がすごかったそうです。
その影響でひどく傷ついたちゃんみなは16キロ減量します。
痩せたちゃんみなを見た世間の反応をツイートしていました。
この時の怒りを2021年リリースした「美人」でつづっています。
この「美人」MVは当時の体重に近づけるため10キロ太り、すぐ10キロ減量して2ヶ月かけて収録に臨むという過酷な撮影をしており、強い怒りを感じます。
ロングバージョンの「美人」にその一部始終が収録されています(上記はショート動画)。
※ロングバージョンは過激なシーンがあります。
誰のために音楽をやってる?
デビュー後も誹謗中傷に悩まされ他人の目を気にするある日、
なんで他人の目を気にしてるんだろう? っていうか、私はあいつのために音楽やってるわけじゃないし。違くない?
と思ったそうです。
そして誰のために音楽をやっているのかを考え、
多分、今までもがいた過去の自分のため。
最近、SEKAI NO OWARIさんの『サザンカ』って曲を聴いたんですね。
「ここで諦めたら今まで頑張ってきた自分が可哀想なんだよ」っていう歌詞があって「ああ、それだ」と思いました。
Buzz Feedより
とインタビューに答えています。
これはいい言葉ですね。
こういうポジティブなちゃんみなの考えが多くの人の共感を呼ぶのだと思います。
力強い彼女の活動に今後も期待したいです。
まとめ
ちゃんみなの経歴や生い立ちをまとめました。
お読み頂きありがとうございました。
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