2007年から2013年の間に4度結婚し夫や交際相手を11人毒殺(未遂含む)した筧千佐子被告は2023年で76歳になります。
2007年当時60歳だった千佐子被告ですが、お世辞にもすごく美人というわけではありません。
しかしなぜ千佐子被告にハマり結婚や交際をする男性がたくさんいたのでしょうか。
大して美人でもない筧千佐子被告の魅力についてお調べしましたのでご紹介します。
筧千佐子の魅力5選とは?
1.献身的な女アピール
千佐子被告は最初の夫を1994年に病気で亡くし、1998年から結婚相談所に登録しています。
2005年に千佐子被告が書いた相談所での自己PR文には
相手の方への思いやりと尽くすことが私の心意気です。
健康管理と明るい家庭が妻のつとめと思います。
昭和の男性が好みそうな(偏見)3歩下がって後ろを歩く献身的な女性をイメージしてしまいますね・・
また千佐子被告がお見合い条件に選んだ男性は年収1000万以上の独り身で親族が近くにいない孤独な人で、そういう人からしたら彼女なら尽くしてくれると思うのかもしれません。
2.男心をくすぐる気遣い
千佐子被告の献身的な自己PRに引っかかった男性とお見合いが叶うと、彼女は
・アイスコーヒーが出されると、相手にストローを差してから「どうぞ」と出す。
・席を立って帰る時には、コートなどをハンガーからとって袖を通してあげる。
という細やかな心遣いができるそうです。
これが独り身の老人にはたまらないらしく、当時の結婚相談所では「絶対あの人で!」という人もいたとか。
3.相手をほめちぎるあげまん
結婚相談所で最初のお見合いには相談所スタッフもつくところもあり、スタッフによると千佐子被告は男性の話を静かに話を聞き、
まあ、すごいじゃないですか!
とほめちぎりまくっていたんだそう。
千佐子被告の男を立てる能力は非常に高かったようです。
4.夜の営みも積極的
老人同士のお見合いの場合は「性の一致の問題」も出てくるそうですが、千佐子被告と交際したことのある男性によると彼女は夜の営みもかなり積極的だったそう。
お金を貸してくれるためなら苦にもならぬということでしょうか。
千佐子被告は結婚した男性に遺産相続や生命保険の名義を自分に変更手続きをさせ、結婚後すぐに青酸カリで毒殺し、もらった金は8億〜10億円とも言われています。
5.かまってあげたくなる手紙
千佐子被告は取材陣に数回会い、心を許すと千佐子の誕生日である11月28日に書かれた手紙(文春より)には
体は年相応におとろえているのに、気持ちは、心は、全く変わっていませんものネ。
心と体は別ですネ
来阪の折は手ブラで(本当に)だまって帰らないで面会に来て下さいネ。
と面会を許した取材班にはこうした手紙まで送っていました。
殺人犯と知らなければ寂しがりやのお茶目なおばちゃんだなと思います。
筧千佐子の生い立ち
筧千佐子被告は1946年11月28日長崎県で未婚の母の元に生まれ、すぐに養子に出され福岡県北九州市で育ちます。
当時から東大に進学実績のある東筑高校に進学し、勉強もできたので大学に行きたかったそうですが、女は就職し早く結婚する時代で叶いませんでした。
高校卒業後は住友銀行の北九州支店に勤務し、23歳のころ鹿児島を旅行中に最初の夫(矢野正一さん)と出会います。
矢野さんは中卒で親族の経営する運送会社で働いており給料が安く、なんと「自分が幸せにしてあげなければ」と千佐子被告は思ったとか(週刊朝日より)。
互いの親族に反対されつつも結婚に踏み切り、大阪府貝塚市に移り住み子供を2人授かっています。
しかし矢野さんの会社の経営は傾き借金は2千万はあったそうで、借金を残したまま1994年に病死しています。
千佐子被告は残った借金を矢野さんの生命保険から充てても間に合わず実家を頼っています。
千佐子被告はこの頃から投資でお金を増やそうとしますが、借金がふくらんでいきました。
まとめ
「最初の結婚が人生の失敗やわ」と取材した小野一光氏に話していますが、そうだったのでしょうか。
11人もの男性を殺したとされていますが証拠不十分で立件できたのは4人、2021年に京都地裁で死刑判決が出るも千佐子被告はすぐに再審請求しています。
自分の罪を認めないのは魅力あってもよくないですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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