2023年現在スポーツ庁長官の室伏広治さんは2021年4月に悪性脳リンパ腫で闘病中であることを公表していました。
室伏さんは2020年10月にはすでに発症していたようで、2023年現在も治療を続けているのか気になります。
そこで室伏広治さんの病状や治療方法についてお調べしましたのでご紹介します。
室伏広治が2021年悪性脳リンパ腫を公表
2021年4月、室伏広治さんは悪性脳リンパ腫という病気にかかっていることを公表しました。
2020年10月ごろから歩き方がおかしくなり、転倒したこともあったため病院で検査をしたところ見つかっています。
悪性脳リンパ腫は十数万人に一人が発症するという珍しい病気で、発症すると頭痛や手足の麻痺、視力障害などが現れます(国立がん研究センター中央病院脳脊髄腫瘍科長・成田善孝先生による)。
脳内の血液内リンパ球ががん化したもので、適切に治療すれば現在は完治も見込めるそうですが、再発することも多いと言われています。
室伏広治の治療方法は免疫療法!
治療法は放射線治療や化学療法が一般的のようですが、室伏さんは自分の免疫細胞を取り出し、活性化させて投与することでがんと闘う力を増強させる免疫療法をしたようです。
2021年3月に自身の骨髄細胞を取り出す手術を受け、4月には取り出した細胞を点滴で戻すという治療をしています。
免疫療法は自分の細胞を使うため副作用が少なく、がん細胞増殖の抑制、再発・転移の予防にも効果があるとされています。
比較的新しい治療法で、費用の相場は200〜300万円と高額ですが、一番安全で痛みが少なそうですね。
室伏広治の2023年現在の病状は?
室伏さんは悪性脳リンパ腫にかかっていることや治療は免疫療法ということ以外は、個人情報に関わるということで情報を公開していません。
2021年に病気を公表してから、闘病は続いているのかなど全く世に明るみにしていないようです。
インスタやX(旧ツイッター)を見ても、室伏さんの病状についての情報はありませんが、インスタを見ると2023年1月〜3月だけでもかなりの出張に行っていることがわかりました。
・2023年9月→静岡県御殿場市訪問
・2023年9月→佐賀アリーナ見学
・2023年8月→FIBA バスケ日本対ドイツ観戦
・2023年8月→今治里山スタジアム訪問
・2023年8月→東京でBUDOふれあいフェスタ
・2023年8月→薪割り(場所不明)
・2023年7月→世界水泳福岡で観戦
・2023年6月→東京で身体向上プログラム開催
・2023年6月→Japan Sports Week 2023訪問
・2023年6月→ダンコーチと再会(場所不明)
・2023年5月→観光立国推進閣僚会議に参加
・2023年5月→カナダで世界アンチドーピング機構の会議
室伏さんのインスタでは2023年5月〜9月だけでも佐賀や愛媛カナダまで飛び回りスポーツに関するイベントに出席しているようです。
この仕事量を見ていると悪性脳リンパ腫はすっかり完治して元気に活動しているのではないかと思ってしまいますね(完治について公表していません)。
室伏広治プロフィール
1974年10月8日愛知県生まれ、2023年で49歳になります。父親もハンマー投げで日本記録保持者、母親はルーマニアでやり投げ元代表です。
子どもの頃からテニスや水泳、ゴルフなどに親しんできました。
2004年30歳のころアテネオリンピックで銀メダルを獲得し、投擲種目でのメダル獲得は世界陸上・五輪を通じて日本人初と話題になりました。
2015年5月に一般女性と結婚し2015年6月に日本オリンピック委員会の理事に就任、2020年9月にスポーツ庁長官に就任しています。
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