2023年5月18日、市川猿之助さんの一家心中という痛ましい事件が起きました。
猿之助さんの両親は向精神薬を大量服用して亡くなったようです。
向精神薬とは何なのか、一般的に処方箋がないと手に入らない薬ですが重い病状を持っており所有していたのか、お調べしましたのでご紹介します。
市川猿之助の父・市川段四郎の寝たきりはいつから?
市川段四郎さんには兄の猿翁さんがおり、宙乗りや早変わりなど現代的な手法を取り入れた挑戦的な兄とは対照的で影の立役者のような人と言われています。
兄弟で歌舞伎をやることは仲違いしてしまうことが多く、一緒に芝居するのは難しいようですが、弟の段四郎さんは「脇役が好き」ということでうまくいっていたそうです。
勉強熱心で古典的な歌舞伎も知っていたという段四郎さんの演技は安定感があり評価されていました。
しかし2013年に息子の猿之助さんの襲名披露44公演の京都・南座「吉例顔見世興行」公演の最中に倒れ、舞台に立つことをやめたようです。
当時67歳でしたが、いつごろから寝たきりになったのか具体的な年月はわかっていません。
しかし妻の延子さんが懸命に介護をしており、そんな母を猿之助さんがサポートしていたとか。
市川段四郎の重い病状とは何?
一家心中事件で段四郎さんと延子さんは向精神薬を大量服用して亡くなったそうですが、向精神薬とは何でしょうか。
調べてみると中枢神経に作用し精神機能に影響を及ぼす薬の総称で、
・抗うつ薬(主にうつ病の治療薬)
引用:ファーマスタイル
・抗精神病薬(主に統合失調症の治療薬)
・抗不安薬(主に神経症の治療薬)
・睡眠薬(主に不眠症の治療薬)
のようです。
そして抗不安薬や睡眠薬などは精神科以外の一般診療科でも頻繁に処方されます。
段四郎さんは舞台を退いてからガンではないかなど世間で取り沙汰されてきたようですが、そもそも病気なのか含めて公表はしていません。
しかし寝たきりになると「廃用症候群」と言って筋肉や臓器の働きが低下し、それに伴って気分が低下しうつ病や睡眠障害、認知症が進むそうです。
段四郎さんは長いこと寝たきりであったことからこれらの廃用症候群のどれかを患っていた可能性は十分あります。
寝たきりで大量服用し自死できるのか?
段四郎さんが寝たきりの影響で気持ちの落ち込みや睡眠障害から向精神薬を処方していたとすると、何年も処方してもらううちに薬が大量に余っていた可能性はあります。
また調子の良い日は薬を飲まなかったり減らしたりして、日に日に大量に余っていったと思われます。
しかし寝たきりの人が大量に飲めるのか疑問ですが医療ガバナンス研究所の上昌広理事長によると
中毒死するほどの薬物を大量に摂取するとなると、自分で(意思を持って)飲まないと難しい
Yahooニュース
といいます。
段四郎さんも延子さんともに一人っ子である息子の猿之助さんを大事にしていたそうですから、セクハラニュースが世に出て相当ショックなことはわかりますが、一家心中まで考えつくのでしょうか・・
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