理化学研究所の村山正宜（まさのり）さんは生物研究者として知られています。
そんな村山さんの高校や大学はどこなのか気になります。
そこで村山正宜さんの高校大学や出身、経歴について調べましたのでご紹介します。
村山正宜の高校は伊奈学園！
村山正宜さんはお父さんがサッカーをやっていた影響で、小学1年生からサッカーを始めています。
小学3年で大宮区から上尾市に引っ越し、車で30分のサッカークラブに通い朝5時から練習後に学校、学校が終わるとまたサッカーという生活をしていたそうです。
村山さんはプロサッカー選手を目指して練習し中学時代はプロサッカークラブに所属しており、高校はサッカー推薦で埼玉県立伊奈学園高校（偏差値59）に進学しています。
しかし伊奈学園ではサッカーの強豪生徒がかなり多く、身体能力でも上には上がいるものだと悟り、サッカーは趣味程度にしようと思ったとか。
それまでは体育教師にでもなってサッカーを教える先生を目指していたようですが、高校3年生のときお父さんが腎臓結石になり、生物学に興味を持ったそうです。
村山正宜の大学は東京薬科大学！
村山正宜さんは生物学に興味を持ち、国立大学に行きたいと思うも、実はお父さんの会社が倒産したり、村山さんには妹2人がいたりと経済的な問題がありました。
国立大学に行くには5科目以上勉強しないといけないと思い、私立を目標にして浪人し予備校代を稼ぐために新聞配達の仕事をしながら勉強したそうです。
そうして東京薬科大学に無事合格し、神経生理学に興味を持つと東京薬科大学院に進学することにしています。
大学院ではアメリカのラトガース大学に留学に行ったり、スイスのベルン大学に行き研究を続けていたようで、やはり海外での経験は大切ですね。
村山正宜の出身や育ちはどこ？
村山正宜（まさのり）さんは1977年宮城県生まれ、2025年で48歳になります。
育ったのは埼玉県さいたま市大宮区ですが、小学3年生のときに埼玉県上尾市に引っ越しています。
村山さんが中学3年生のころ、お父さんは服飾関係の会社をしていたそうですが、倒産してしまい裕福な生活から借金取りがやってくるほどの地獄の生活に変わってしまったといいます。
浪人生時代の新聞配達では雨の中雪の中も夜中に配達してきたのが辛い記憶として今でもたまに夢に出るようです。
極貧生活から研究者になるまでのシンデレラストーリーですね。
村山正宜の家族構成や結婚はしてる？
村山正宜さんの家族構成はお父さん、お母さん、村山さんと妹2人の5人家族です。
村山家はお父さんの会社が倒産してから経済的困窮は続いており、大学院の入学費用40万円はなんと指導教員が無利子で貸してくれたとか。
家族は村山さんの大学院進学に集中してほしいと応援していたそうですが、博士課程のときにはお母さんはがんになってしまったといいます。
そのため末っ子の妹が専門学校を辞め、乗っていた軽自動車を売って村山さんの学費に当ててくれたようですが、これを当時の村山さんは知らなかったようです。
村山さんの家族は村山さんのために本当に身を削って支えてこられましたね。
また村山さんは大学院時代に小学校の同級生と結婚していますが、結婚した奥さんもまた留学費用40万円を貸してくれたと言います。
村山さんはいろんな人に支えられてうまく行ってこられたようで、人との縁があるようですね。
村山正宜の経歴は
村山正宜（まさのり）さんは東京薬科大学大学院で生命科学の博士を取得後、スイスのベルン大学で研究員として活動しています。
スイス在学中にラットの神経細胞を生きたまま観察し、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に送ったところ論文が掲載されるという結果を残しました。
その後日本に帰国し就職活動し、国立科学法人の理化学研究所に合格して2010年から在籍しています。
理化学研究所はスーパーコンピュータ「富岳」が設置されるなど、日本の最高峰の研究所と言われる場所です。
サッカー少年が理化学研究所に勤めるまでになるとはすごい人生ですね。
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