俳優の染谷将太さんは実力派俳優として人気がありますね。
そんな染谷将太さんはチック症なのではないかという声があがっています。
そこで染谷将太さんがチック症なのか演技なのか、また染谷さんの持病である気象病との関係について調べましたのでご紹介します。
チック症とは何か？
チック症とはまばたきや咳払い、首振りや奇声が本人の意思に関係なく繰り返し出てしまう疾患です。
幼児期〜青年期に現れ、成人になるまでには消失すると言われていますが、大人になっても持続したり再発することがあります。
チック症は単なる癖との見分けがつきにくいため、周囲から障害だと理解してもらえなかったり、誤解を受けたりすることもあります。
最近の研究では、脳の働きを調整する神経伝達物質の一種であるドーパミンの働きが偏ることによってチックが起こると想定されています。
必ずしも遺伝的要因で起きるものではなく、ウイルス脳炎などの後遺症による脳の中枢神経障害などで起きることも確認されています。
染谷将太はチック症？それとも演技？
グレーのジャージを着ているのが染谷将太さんが演じる清水という役で、しゃべりながら非常に多いまばたきをしています。
あまりに多いまばたきにこれはチック症なのではという声があがっています。
しかしこれはドラマ内のキャラクターとしてやっているもので、演技がうますぎると評価している声もたくさんあります。
こちらの作品を見た一部の視聴者が下記CMを見て、染谷将太さんはやはりチック症かという声がありました。
まばたきをしたあと肩を上げ下げしている染谷さんのCMは、こういうダンスをしているものであり、チック症と関係なさそうです。
大河ドラマではまばたきしない演技で評価されていた
2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」では染谷翔太さんが織田信長を演じ、弟の信勝に毒を飲ませ死へ追い込むシーンがありました。
そのとき全くまばたきせずに「飲め！飲め！お前が飲め〜〜！」と鬼の形相で強く言っていたワンシーンを見ると、先ほどの清水役のまばたきはチック症ではなく、演技だったと思われます。
染谷さんはチック症を持病として持っていない可能性が高いです。
染谷将太は気象病を公言していた
染谷将太さんは2018年3月7日放送の「ホンマでっか!?TV」（フジテレビ）で、気象病に悩んでいることを公言しています。
気象病は雨や台風で気圧が低くなると頭痛・だるさ・微熱・過度の眠気・無気力・抑うつっぽさが出ます。
気象病を治すのに酸素カプセルがおすすめだそうで、染谷さんは本当に買おうか悩んでいたとか。
チック症と過去の病歴(気象病)と関係はある？
チック症と気象病はどちらも自律神経が弱っている時に出る症状ですが、チック症は気圧とは関係ないものです。
チック症は注意欠陥多動性障害や学習障害、自閉スペクトラム症、高次脳機能障害などの発達障害や強迫障害を合併しやすいそうです（大阪メンタルクリニックによる）。
染谷さんの演技力は病気の可能性までも視聴者に疑わせるほど上手いと言うことがわかりましたね。
これからも染谷翔太さんの演技が楽しみです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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