戦場カメラマンの渡部陽一さんは話し方が遅いという特徴があります。
話し方が遅いというだけでとても面白く、一時はCMやバラエティにも引っ張りだこだった渡部さん。
しかし実は普通に話せる渡部さんの動画がありましたので、遅く話す理由とともにご紹介します。
【動画】渡部陽一の遅い話し方はわざとだった!
戦場カメラマン・渡部陽一といえばこの話し方で有名ですね。
この見た目とゆっくり話す風貌がウケて2010年ごろからテレビに引っ張りだこになります。
戦場カメラマンなのに鳥ごぼうごはんのCMやるなんて面白いですよね。
2010年の「笑っていいとも!増刊号」のレギュラーを務めていたこともありました。
戦場に行っているヒマないのではと思うほどテレビに出ていましたよね。
渡部陽一は普通に話せる!
こちらは渡部さんが普通のテンポで話しています。
本業である戦場での報道だからでしょうか、緊張感を持って伝えようとする渡部さんの姿がありました。
戦場で遅く話していたら身動きも遅くなり命に関わります。
戦場に行くと普通の話し方に戻るようです。
渡部陽一の話し方が遅いのはなぜ?
渡部陽一さんの話し方が遅いのはなぜかとバラエティ番組で聴かれた渡部さんは、
小さい頃からこの話し方でしたが、父親に
「お前の話し方はおかしい」と言われていました。
と証言しています。
もともとゆっくりな話し方でしたが、外国で仕事をするようになり、外国の人に単語をゆっくり話すと通じて理解してもらえることが増えてから、さらにゆっくりになったとか。
戦場でもゆっくり話しているようですね、身動きだけは素早くしていないと危ないです。
しかしあの話し方のおかげで「わかりやすく丁寧」「いい声している」と視聴者からは評価されているようです。
渡部陽一がテレビに出るきっかけは
渡部さんがテレビに出るきっかけは2009年のいろんな職業の裏の法則を伝える番組で、戦場カメラマンのインタビューに答えています。
当時のインタビューに渡部さんは、戦場に行く格好のままベレー帽をかぶりTBSスタジオに来たとか。
それを見たディレクターやスタッフは「なんでこの格好なの?」と笑いを堪えるのに必死だったそう。
渡部さんが口を開ければ話し方ゆっくりで面白いと番組の定例会議のでモノマネが流行り、試しに深夜バラエティに出演オファーされたそうです。
真面目な渡部さんは、自分の仕事は戦場カメラマンなのに、バラエティ番組に出ていいのか悩み、上司に相談しています。
しかし上司は「お前がテレビに出ることで少しでも戦場の現実を知ってもらうチャンスが増えるならいいじゃないか」と言ってもらったとか。
そうして渡部さんは自分に需要があればテレビに出て、なくなったら戦場カメラマンとして戻るだけだとテレビに出ることを決意しています。
渡部陽一プロフィール
1972年9月1日静岡県生まれ、2023年で51歳です。
明治学院大学法学部を卒業しています。
大学の授業でアフリカの狩猟民族に興味を持ち、旅行でコンゴ民主共和国に行きますが、ルワンダの少年兵に襲撃され、持っていたカメラなど全て差し出すことで命は助かっています。
帰国してルワンダの現状を周囲に伝えるも、写真がなかったため理解してもらえないのがきっかけで戦場カメラマンとなったそうです。
戦場で家族の良さを痛感し、2009年に帰国すると8年つきあっていた女性と結婚、2010年6月に男児が誕生しています。
ちなみにベレー帽は自分の妹からもらったもので、ベレー帽をかぶると取材がうまく行くことが多かったのでかぶっているようです。
これからも身の安全を第一に活動してほしいですね。
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