2023年7月14日に放送された「チコちゃんに叱られる!」の番組で、「水は地面にしみこむのに、なんで海の水はなくならないの?」という疑問に対する回答が注目されています。
この疑問には水産大学の教授が答えているものの、複数の専門家からおかしいと指摘が入っているようです。
チコちゃんの疑問に答えた水産大学教授や専門家の回答についてお調べしましたのでご紹介します。
目次
チコちゃんの海の水がなくならない説明をした教授は誰?
NHK「チコちゃんに叱られる!」の番組で、「水は地面にしみこむのに、なんで海の水はなくならないの?」という疑問に対する答えが話題になっています。
教授からの回答ということで、動画を見ている限り、一般の人はそういうものなんだと疑問を持たない人もいたのではないでしょうか・・
これに答えたのは水産大学校で海洋生産管理学科の柏野祐二教授で、教授の回答は
水圧によって、地上と海底では水が岩石にしみこむスピードが違う。
柏野祐二教授より
(中略)
深い海底にある岩石には高い水圧がかかることで、岩石の隙間が圧縮され、水を通しにくくなる
と答えています。
柏野祐二教授は北海道大学理学部地球物理学科を卒業後、北海道大学院の理学研究科修士課程(地球物理学専攻)で修士と博士を取得しています。
その後は1988年〜1991年まで富士通に就職し、1991年7月から2017年3月まで国立研究開発法人海洋開発機構、2017年4月から2023年現在まで水産大学で教授をしています。
チコちゃんの海水問題の回答がおかしいとの声!
この放送を見た京都大学大学院の成瀬元准教授や日本地質学会副会長を務める星博幸会長も柏野教授の回答を批判しています・・
NHKの制作スタッフも水産大学の教授となれば信用していると思いますし、他の大学の意見も複数集めるなんてしないので、問題になるとは思わなかったのではないでしょうか。
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