2014年に大韓航空旅客機内で客室乗務員のナッツの出し方に激高し飛行機を戻させた趙顕娥(チョ・ヒョナ)さんは大きな話題になりましたね。
趙顕娥さん(通称ナッツ姫)の2024年現在の様子を調べてみると、結婚生活は破綻し夫から離婚訴訟を起こされ改名までしていました。
そこでナッツ姫のその後の状況や2024年現在の様子について調べましたのでご紹介します。
趙顕娥が起こしたナッツリターン事件とは?
2014年12月、大韓航空の副社長である趙顕娥(チョ・ヒョナ)さんはニューヨークから韓国行きの便に搭乗し客室乗務員にマカダミアナッツを注文しました。
マカダミアナッツが袋のまま出てきたことにチョさんは
機内サービスがなっていない
と激怒し、対応した客室乗務員に「今すぐ飛行機から降りろ」と伝えました。
大韓航空のマニュアルでは袋に入ったナッツを見せ、ほしいという意向を聞いてからキッチンに戻り皿に盛って提供するルールでした。
それを伝えてもチョさんは怒り叫んだそうで、チーフが駆けつけて説明すると、客室乗務員の代わりにチーフが降りろと命令されてしまったそう。
飛行機は滑走路へ向かう途中で離陸していませんでしたが、チョさんの命令で搭乗ゲートへ戻ることになったのでナッツリターン事件と呼ばれるようになりました。
ナッツ姫のその後が悲惨すぎる!
1.一族の悪行があらわに
2015年2月、ナッツ姫ことチョさんは機長にルート変更を強要したとして航空機航路変更罪で有罪判決を受け、懲役1年を言い渡されました。
公判中も「飛行機が移動中とは知らなかった」と嘘をつき判決前には暴言をあびせた乗務員2人に謝罪金2億ウォン(約2200万円)を提示し、刑の軽減を狙ったが、受け取ってもらえなかったそうです。
反省している様子が見られないとマスコミや国民からバッシングを受けています。
この判決を受けナッツ姫の妹が「今回の事件では必ず復讐して、姉の敵を取る」とX(ツイッター)に投稿しさらに炎上します。
またナッツ姫の弟・趙源泰(チョ・ウォンテ)が国民に対して傲慢な態度をとっていたとされる映像が暴露され、一族の悪行があらわになってしまいました。
2.拘置所では雑居房へ
ナッツ姫は一企業人ですから、拘置所では独居房に入れられるだろうと予想され世間では批判をされていました。
しかしソウル南部拘置所関係者によると、
一般収容者と同じく公正に法律を執行するという立場で、雑居房にした
とすぐに4〜5人の雑居房に移され生活を共にさせられ、社会更生のための教育を受けさせられたんだとか。
これには本人もかなりびっくりしたのではないでしょうか。
3.夫から離婚訴訟を起こされていた
ナッツ姫は2010年10月に同い年の整形外科医と結婚し双子の男の子をもうけています。
夫は大韓航空グループ傘下にある病院で勤務していたようですが、ナッツ事件のあとナッツ姫はヒステリックになり夫や子供に向かって暴力を振るうようになったそうです。
夫が警察に提出したモニターにはナッツ姫が夫に向かって「地獄に落ちろ」と叫ぶ様子や息子たちにスプーンを投げつける映像が写っていたとか。
2017年にはすでに別居していたそうで、夫は2018年4月には離婚し子供の養育権を求める訴訟を起こしていました。
2022年11月、ナッツ姫は夫に財産分与13億3000万ウォン(約1億3800万円)を支払い、夫から養育費を月120万ウォンもらうことになりました。
ナッツ姫の元夫はわりとイケメンのハイスペ男子に見受けられましたが・・ナッツ姫の性格が災いし離婚とは悲しいですね。
ナッツ姫の2024年現在は
2019年には何かとかばってくれていた大韓航空創業者である父・趙亮鎬(チョ・ヤンホ)が肺疾患が悪化し亡くなっています。
父は後継者を指名せず急死したので、その後継者にナッツ姫か弟の趙源泰(チョ・ウォンテ)かで争い、2020年に弟に軍配が上がったことがわかりました。
経営権を失ったナッツ姫は弟妹と絶交し対外活動を中止し、2023年7月には趙顕娥(チョ・ヒョナ)を趙昇延(チョ・スンヨン)に改名したことがわかりました。
韓国では「私の名前はキム・サムスン、2005年」という自分の名前をダサいと感じる女性が主人公のドラマをきっかけに改名する人がかなり増えたんだそうです。
2005年以降、改名する審査基準が緩和されてから
これからの人生を新しい気持ちで頑張りたい
と改名する人も多く、ナッツ姫もそんな気持ちを抱いて名前を変えたのかもしれません。
2024年で50歳になるスンヨンさん・・心穏やかな人生を過ごしてほしいですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
コメント