2025年4月6日、長崎県対馬市から福岡市和白病院に向かっていたドクターヘリが消息不明になり、転覆した事故が起きたと発表がありました。
ドクターヘリは毎日点検しており、乗員の健康も問題はなかったそうですが、なぜ転覆したのか気になります。
そこで長崎県対馬沖でドクターヘリが転覆した理由について調べましたのでご紹介します。
長崎県対馬沖でドクターヘリが転覆事故!

2025年4月6日、長崎県対馬市から福岡市和白病院に向かっていたドクターヘリが消息不明になり、その後転覆した状態で見つかりました。
乗っていたのは機長と整備士、医師と看護師に患者と付き添いの男性の6人で、全員救助されたものの医師と患者、付き添い男性が心肺停止の状態で見つかりました。
ドクターヘリは対馬空港を13時半に出発し14時20分に到着予定でしたが、消息不明となり、17時すぎに壱岐島から北東約27キロの海上に転覆している状態で見つかりました。
痛ましい事故はなぜ起きてしまったのでしょうか、次で詳しく説明しています。
ドクターヘリが消息不明で転覆した理由はなぜ?

佐賀空港によると、ドクターヘリは毎日点検していて、事故が起きる2日前の2025年4月4日には50時間点検という定期点検もクリアしていました。
また乗務員の健康状態も問題はなく、天気は晴れており、通常通りだったそうです。
佐賀空港では2024年7月にも福岡県柳川市でヘリコプターが墜落しパイロットなど2人が死亡する事故が起きており、原因が特定できていません。
しかし再発防止、訓練を行ってきたと説明し、運行を再開していました。
では今回の事故はなぜ起きてしまったのでしょうか、一般的にヘリコプターが墜落の考えられる原因としては
- 整備不良
- パイロットの操作ミス
- 強い突風
- ヘリの赤さびによる両リングの動き拘束
などがあるようです。
今後詳しい原因が発表されましたら更新します。
世間の声は
ドクターヘリの事故6人全員発見できたんですね。心肺停止の方が意識を取り戻す奇跡が起きるといいな。
— MSR (@YMMTMSR) April 6, 2025
ほんほん……
— 闇のくらミツハ・ねむけパワーをパンプアップ中 (@7424h) April 6, 2025
海水に全身浸かった状態になってしまった医師、患者、付添人が心肺停止状態になってしまったのか。
それってどう考えても低体温症…………今まだ水道の水だって15度切るのに、(寒流が流れてるトコの)海水かァ……
長崎のドクターヘリ墜落のニュース。
— ナースあん子 (@makiutsu) April 6, 2025
全員救助されたのは良かった。
海保と自衛隊による早い段階で全員救助できたのは本当に頭が下がります。
しかし3人が心肺停止というのは辛すぎる…
医師は最後まで患者のそばにいたんだね。
医療従事者として本当に尊敬します。
どうにか助かってほしいです。
ドクターヘリの事故のやつ、80代の年寄りなんか助けようとするから、みたいなの見てめちゃくちゃ悲しい気持ちになった もしわたしの家族が事故や急病でドクターヘリ使わなきゃってなってそこで事故が起こった時に「お前の家族"なんか"のために〜」みたいなの言われたら耐えられる気がしない
— エピ (@epipiv) April 6, 2025
え?消息不明のドクターヘリ、和白病院だったの!?
— さかゑ🌿 (@uHAMnH7tgVxTd1L) April 6, 2025
今後の病院の対応は?

受け入れ予定だった福岡和白病院は2010年ごろから佐賀空港に運行を委託してきましたが、2024年7月の事故や整備を受けて一時運行中止してきました。
そして2024年11月に運行を再開し、今回痛ましい事故が起きてしまい、院長である富永隆治さんは
事故は本当に悲痛の極み。
大事な患者さん、病院スタッフを乗せて、安全であるという説明をうけて大丈夫だと判断したが、甘かったかなと思う
引用:テレビ西日本
と話しているようです。
ヘリコプターの墜落原因がわからないまま運行を続けるのは危険ですし、だからといってドクターヘリをやめてしまうと離れた地域の命を助けるのに時間がかかってしまいます。
早い事故の原因究明が望まれますね。
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