NHKドラマ「岸辺露伴は動かない」が12月27日22時〜3夜連続放送されます。
荒木飛呂彦の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の人気キャラクターを実写化したドラマの続編です。
2020年12月に第1話〜3話が放送され、反響になっています。
今年は本編から「背中の正面」をやるとのことで、チープトリックはどうやるのか?
「振り返ってはいけない小道」なしではどうやって倒すのか?が話題となっています。
今回は原作をもとに考察しました。
「岸辺露伴は動かない」続編・内容は?
今回は第4話「ザ・ラン」(出演:笠松将)、第5話「背中の正面」(市川猿之助)、第6話「六壁坂」(内田理央)が放送されます。
笠松将が演じる橋本陽馬は、モデルをしており社長に体を鍛えるよう言われ、ジムで露伴と出会います。
漫画では2人がランニングマシンで時速25キロになるまでスピードを上げていきます。
25キロになったら二人の間に置いてあるマシンの停止ボタンをどちらが速く止められるか?
という単純なゲームですが、橋本陽馬はなぜか異常に勝敗に執着します。
露伴が25キロになる前に停止ボタンを押そうとすると、橋本陽馬が露伴の手をはじき倒し、その衝撃で中指・薬指を粉砕骨折します。
実写で二人とも時速25キロ走り込めるのか気になるところです。
笠松将は体つきや頭についているものまで橋本陽馬にそっくりと話題になっています。
市川猿之助が背面歩行する?
第5話「背中の正面」では市川猿之助扮する乙雅三(きのとまさぞう)が露伴の家を訪ねます。
原作では露伴の奇妙な能力「ヘブンズ・ドア(人の心や記憶を本にして読む力)」を使って乙がどんな人物かを確認しています。
ヘブンズ・ドアによると、乙雅三は「人に自分の背中を見られるのが嫌いだ」と書いてあり、実際に露伴の家に上がった時も壁に背をつけて歩きます。
乙雅三は階段を上る時も背中を見せまいと背面歩きをするので、露伴はなんとしてでも彼の背中を見ようとします。
乙雅三の背面歩行(ブリッジ)を市川猿之助はきっとやってくれると期待します。歌舞伎俳優は体が柔らかいので大丈夫でしょう。
チープトリックは小道なしでどうやって倒すの?
乙雅三が背中を見られたくない理由は、背中にチープトリックという敵スタンド(超能力)が取り憑いているからです。
チープトリックは誰かに背中を見られると取り憑いていた人を殺して、背中を見た人にまた取り憑くという敵です。
結局乙雅三は死んで、新たに露伴に取り憑きます。
漫画のチープトリックは、金属製の見た目ですが、実写版でどのように表現されるかがツイッターでも盛り上がっています。
振り返ってはいけない小道とは
原作ではチープトリック回より前に、鈴美お姉ちゃんから教えてもらう「振り返ってはいけない小道」が登場しています。
この小道は、振り返ってしまうと魂があの世へ引っ張られてしまいます。
露伴は小道に連れていき、なんとかチープトリックを引き剥がすのですが、実写版でも無理やり小道を引き出して始末するのでしょうか。
実写版オリジナルの展開になるのか、楽しみですね。
妖怪伝説の村
第6話「六壁坂」では、露伴は妖怪伝説の村に取材をしに行った先で妖怪・大郷楠宝子(内田理央)に出会っています。
漫画では楠宝子はボーイフレンドの群平と口論になり、群平を突き飛ばします。その衝撃でゴルフクラブに頭を突き刺し、群平は死んでしまいます。
群平の血が死んでもなお止まらないので、屋根裏に遺体を隠しつつ群平の血を飲むという奇妙な妖怪です。
これは実写版ではどのように編集されるのでしょうか。露伴は楠宝子の半生をヘブンズドアにて知ります。
まとめ
「岸辺露伴は動かない」ですが、露伴は漫画家としてのネタ作りのためなら惜しまずめちゃくちゃ動きまくっていますね。
元々がぶっ飛んだ話ばかりなので、実写版でどうなるかが楽しみです。
年末の放送を楽しみに待ちたいと思います。
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