2023年1月27日から公開された映画「レジェンドアンドバタフライ」が話題になっています。
今回は木村拓哉さん演じる織田信長と綾瀬はるかさん演じる濃姫の深い愛が濃く描かれているようです。
そんな中映画のラストがタイタニックのようだという声がSNSであがっており、どういうことかお調べしましたのでご紹介します。
レジェンドアンドバタフライが公開!
今回の映画は冷酷なイメージで知られる織田信長の生涯を正室として迎えた濃姫との視点から描いたストーリーのようです。
「レジェンドアンドバタフライ」の意味はレジェンド(伝説の人物)の織田信長と濃姫の名・帰蝶から名付けられたとか。
美濃から来た姫という意味で通称「濃姫」と呼ばれています。
政略結婚により水と油のような仲の悪い夫婦から始まり次第に打ち解けあっていく展開には、フィクションもあると思いますが面白い作品だと思います。
信長といえば本能寺にて家臣の明智光秀に追い詰められ自害するというのは史実として知られていますが、ラストがタイタニックみたいとはどういうことでしょうか。
西洋文化を受け入れてきた信長
映画では結婚当初信長の暗殺を目論んでいた濃姫でしたが、いつしか恋仲になっています。
しかし度重なる戦に人の心を失くしていく信長に離婚を告げていました。
離婚してもなお、信長の心には濃姫がおり、濃姫が病にかかっていると知ると安土城に呼び寄せるほどの信長のやさしさが描かれています。
そんな信長は南蛮人の文化も積極的に取り入れて洋服を着るシーンもあります。
濃姫は「海の向こうに行ってみたい」と信長と新婚当初行っていました。
その伏線がラストで回収されたように見えます。
【レジェンドアンドバタフライ】ラストがタイタニックに似てる!?
歴史上織田信長は四国討伐のため本能寺に来ていた際、部下・明智光秀に攻め入られ自害しています。
しかし信長の遺体が見つかってないことから、うまく擦り抜けてどこかで生き延びていた説もあります。
レジェンドアンドバタフライでも信長は床下から通路を見つけ、止めてあった馬に飛び乗り安土城へ帰り、濃姫とともに船を渡り異国の地で暮らそうとするシーンがありました。
南蛮船に乗り込んだ信長と濃姫がまるでタイタニックのようだったとの声が上がっています。
想像力をかき立てる素敵なラストに見えましたが・・これは信長の妄想だったようで、現実に戻ると自分の首を切り自害しています。
妄想のまま終わりにしてくれればよかったのにという意見がありましたし、その方がハッピーエンドですね。
映画「コンフィデンスマン(詐欺師)」の脚本家である古沢良太さんの演出には必ずそういった演出がありますね。
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