映画監督の紀里谷和明さんが2023年3月20日に行われた映画「世界の終わりから」の試写会に出席し、この映画を持って引退することを発表しました。
紀里谷和明さんは2004年「CASSHERN」や2009年の「GOEMON」を世に送り出し、バラエティ番組などでも活躍してきました。
そんな紀里谷和明さんはなぜ引退してしまうのか、今後についても調べてみましたのでご紹介します。
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紀里谷和明監督が引退!
2023年3月20日の試写会「世界の終わりから」で紀里谷和明監督は「この作品を最後にする」と宣言し、引退を発表しました。
試写会には紀里谷監督のご両親も連れてきていたようで、この作品への本気度が伝わってくるような気がします。
紀里谷監督が自身の最後だと語るこの作品は、難しい脚本もこなせる女優をということで伊東蒼さんを起用しています。
サウンドにもこだわり音の編集を紀里谷監督とスタッフとで何度も修正を繰り返し時間をかけています。
もともとフォトグラファーでしたが2004年に映画「CASSHERN」で映画監督デビューし、映画にこだわりをもって作ってきた紀里谷監督が、なぜもう引退してしまうのでしょうか。
なぜ紀里谷和明が引退するのか理由は?
こちらの動画で紀里谷監督は「映画撮っている時はすごく苦しい」と話しています。
また撮った映画を公開しても「視聴者からの誹謗中傷が嫌」と話していました。
確かに「CASSHERN」公開時、キャシャーンがほとんどヘルメットをかぶらないことや、また彼の相棒たる愛犬ロボット、フレンダーが登場しないなどで原作ファンからは不評でした。
不評の「CASSHERN」製作中には紀里谷監督は「こうすべきだ」と意見を言われるのが嫌なのか助監督を7人もクビにしたり、宣伝会社に対し「クソだせぇ宣伝プラン考えやがって」と暴言を吐いていたこともあったそうです。
2009年公開の「GOEMON」には紀里谷監督も自ら出演すると
あいつ自分のこと好きなのか
などと言われ、日本映画界で紀里谷監督は
紀里谷と仕事したくない
と言われて来たようです。
約20年近く映画監督の仕事をしてきて、
一回これは止めないといけないと思った。
道がない状態を置かない限り何も見えない。
本当にこれ(映画)が好きなのかどうか考えたい
という理由で引退を決めたと話しています。
紀里谷和明は今後どうする?復帰の可能性も
紀里谷監督は「映画の仕事を始めると、ずっと映画のことを考えてしまって苦しい」と話していました。
苦しんで世に出した映画が酷評ばかりされてきたらそれもお辛いと思います。
福山雅治さんのようにずっと仕事に没頭し、それを苦と思わないような人もいるわけですが、辛いならやめるのも自由です。
最近では引退宣言をした宮崎駿監督がまた2023年7月に映画を公開するなんて言っていますし、引退詐欺も増えてきています(笑)。
そんな感じで紀里谷監督も本当に映画が好きなのか考えた後、また復帰しそうです・・
紀里谷和明プロフィール
1968年4月20日熊本生まれ、2023年で55歳です。
本名は岩下和裕(いわしたかずひろ)さんで、地元でパチンコ店を経営する家庭で生まれ、裕福だったそう。
中学2年で地元の学校を辞め、アメリカ・Cambridge School of Westonでデザインや写真を学び、ニューヨークのパーソンズ美術大学に行きます。
しかし大学も2年で中退しデザイン会社を設立するもうまくいかず、5年間アフリカヨーロッパを放浪していたようです。
26歳のときニューヨークで知り合いに頼まれ写真の仕事をすると、多くのミュージシャンなどセレブからの依頼が舞い込み、フォトグラファーとして活動します。
そんな中撮影を通して知り合った宇多田ヒカルさんと2002年に結婚しますが、2007年に離婚しています。
それから再婚はしていないようです。
2015年の番組「しくじり先生」で
・飛行機に乗る時は必ずファーストクラス
・住む場所は必ず港区内じゃないとダメ
・スーツは絶対にロンドンで作る
と話していた紀里谷さんは、金遣いが荒そうなので(笑)再婚できるか心配ですね(失礼)。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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