映画「ロストケア」主題歌に森山直太朗さんの新曲「さもありなん」が2023年3月1日にリリースされました。
「さもありなん」という言葉を使う人は今どき少ない気もしますが、一体どんな意味でこの曲のタイトルや歌詞になったのでしょうか。
そこで森山直太朗さんの「さもありなん」の歌詞の意味についてお調べしましたのでご紹介します。
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森山直太朗が新曲「さもありなん」をリリース【ロストケア主題歌】
映画「ロストケア」の主題歌に森山直太朗さんが新曲「さもありなん」を発表しました。
「ロストケア」は松山ケンイチ演じる大量殺人を行った凶悪犯が裁判で死刑判決を言い渡されるところから始まります。
介護士として働く彼はなぜ施設の高齢者を殺したのか。
彼曰く
僕は42人を救いました
家族を支えてきたはずの親が要介護の高齢者となったとき、家族を破壊していく存在となることがあります。
次第に明らかになる事件の背後に見えてくるのは、地獄と化した家族介護の現実超高齢化社会が進む日本の問題が見えてくるストーリーです。
森山直太朗の「さもありなん」歌詞の意味は？
「さもありなん」の意味は平安時代から使われていた古語から派生した言葉で、
・きっとそうであろう
・当然であろう
・もっともである
という意味で今も使われているようです。
あまり聞いたことがないような・・
「源氏物語」の「若紫」に「さもあることと皆人申す」（いかにもその通りですとみんなが申しあげる）と使われています。
先ほどのMVを鳥取砂丘で取った理由はどこまでも広がる砂丘と砂のように手からこぼれおちてしまう世界を描く上で鳥取砂丘がピッタリだと思ったからだそうです。
旅立った人を思い続ける愛しさや切なさ、そして旅立った人との再会を待ち続ける時間の経過を独特な世界観で表現しているとか。
「つらいこともあるよね、当然だよね」を「さもありなん」の歌でやわらかく表現しているのかもしれません。
「さもありなん」は「ロストケア」にぴったり！？
誰もが直面する可能性のある社会問題に気持ちが憂うつになってしまう人もいると思います。
そんな時森山直太朗さんの優しい歌声に癒され心が洗われるような歌に聞こえます。
殺意に目覚めた朝はまた笑って無邪気なままの命で
3:40あたりの歌詞は映画の中で殺意を抱きたくなる気持ちを抑えるように諭している雰囲気でしょうか。
ちなみにMVは鳥取砂丘で撮ったそうで、7メートルもする長い衣装のせいでとても重く大変だったと本人が語っていました。
「さもありなん」が「サーモン」に聞こえるの声も
まとめ
森山直太朗さんの「さもありなん」歌詞の意味についてご紹介しました。
森山さんの歌唱力が生きた良い曲だと思います。
長いリズムに対して「さも」がサーモンに聞こえてしまうのは確かに聞こえる気もしますが・・
また素敵な音楽ができましたね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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